GrafanaのVariable機能を利用して、特定のカラムをフィルターできるように設定してみました。
Grafanaのインストール、接続設定については、以下をご確認ください。
設定方法
ダッシュボード画面の画面右上にある「Settings」ボタンをクリックします。
「Settings」画面の上部バーの「Variables」タブをクリックし、「Add variable」を選択します。
Variableを以下の通り設定します。
設定が完了したら、「Back to list」ボタンをクリックします。
項目名 | 設定値 |
---|---|
Select variable type | Variablesのタイプを選択します。 今回は、フィルターをテキストボックスで入力するため、「Textbox」を選択します。 |
Label | フィルター名を指定します。 |
先ほどの、「Variables」タブに作成したものが表示されているので、設定完了です。
次に、パネルのクエリを変更します。
上記で、設定したVariableは、変数としてクエリで利用することが可能です。
利用する場合は、$[Variable名]で指定します。
以下の通り、WHERE句でフィルターしたいカラム名をVariableでフィルターできるように設定しています。
SELECT
birthplace,COUNT(*)
FROM my_database.users
WHERE birthplace like '%$query0%'
GROUP BY birthplace
LIMIT 50
動作確認
では、実際に、Variable機能でフィルターできるかを確認します。
下記画面のbirthplaceのフィルター欄に”osaka”を入力してみると、osakaの行のみ表示されるようになりました。
正常にフィルターできています。
まとめ
今回は、GrafanaのVariable機能を利用して、特定のカラムをフィルターできるように設定してみました。
参考になれば、幸いです。
以上になります。ありがとうございました。
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